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2016年2月 21日
フグと水銀
和崎雄一郎先生と沼田光生先生が主催される「フグの会」、 別名「山口県最適化医療研究会」に参加しました。 今回が第2回めの開催で、宮澤賢史先生が、 「栄養療法の基礎と医科歯科連携による治療報告」 について講演されました。 歯の詰め物であるアマルガムから発生する水銀は 腸内環境や栄養の吸収に影響を与え、 さまざまな不定愁訴の原因になる可能性があります。 アマルガムを除去することで、 慢性疲労を始めとするさまざまな不定愁訴が改善された例 について報告されました。 アマルガム除去を行う際は、 腸内環境の改善と、 患者と歯科医師の双方が水銀を暴露しないような 安全対策が必要です。 慢性疲労の治療とアマルガムの除去には、 医科と歯科の連携が必須です。 当院では、宮澤賢史先生主催の医科歯科連携診療普及協会を通して、 安全なアマルガム除去ができる歯科をご紹介いたします。 これからは、フグと言えば フグ毒(テトロドトキシン)ではなく アマルガム(水銀)のことを 思い浮かべそうです。
投稿者 医療法人明柳会 | 記事URL