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2015年6月 19日
ケトジェニックって肉ジェニック?
ケトジェニック・ダイエットがブームです(もしかしてブームは過ぎた?)。 ケトジェニックダイエットとは、厳重な糖質制限を行い、 脂肪の代謝産物であるケトン体をエネルギー源として利用する食事療法です。 (当サイトのアンチエイジングダイエットのページを参照下さい) 当院ではケトジェニック・アドバイザーが2名誕生し、指導にあたっています。 僕もセミナーを受講しました。糖質制限の理論を学び、実践するためです。 でも、最近ちょっと気になることがあります。 ステーキを500g食べたとか、肉食を推進するコメントが目につくことです。 肉ばかり食べても太らないということと、 肉ばかり食べましょうということは、 全く違う次元の話です。 ステーキばかり食べていると、AGEが増え、腸内細菌に悪影響を与えます。 蛋白質が糖と一緒に加熱されると、変性した蛋白質であるAGE(終末糖化産物)が作られます。この現象を糖化といいます。 AGEの蓄積は、動脈硬化、骨粗鬆症、アルツハイマー病、肌の老化などを引き起こし、癌の原因にもなります。 高温で加熱調理された肉料理は、AGEを蓄積させる料理の代表格です。 タンパク質を十分に摂るために肉を食べることは必要ですが、 ステーキや焼肉はできるだけ避け、 できれば蒸したり鍋にしたりして摂るようにしましょう。 また、ヒトは腸内細菌と共生をしており、 腸内細菌が僕たちの心身の健康状態を左右しています。 肉ばかり食べているといわゆる悪玉菌が増え、 動脈硬化やがんの原因になります。 ケトジェニック・ダイエットが、 肉だけダイエットになってしまわないか ステーキ愛好会に変わってしまわないか 危惧しています。 タンパク質 ちょっと焦げればAGE もっと焦げれば炭になる .... お粗末でした(*^_^*) 山岸昌一「老ける食べ方 若返る食べ方」 p40 永岡書店
投稿者 医療法人明柳会 | 記事URL
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2015年6月 19日
アンチエイジング医療に携わりたい看護師を募集しています
当院は、保険診療と自由診療と臨床研究を行うクリニックです。 超音波(心臓、血管、腹部、体表)、内視鏡(胃、大腸),動脈硬化(血圧脈波、血管内皮機能)、骨密度、体組成計、酸化ストレスなどの検査を行っており、 保険診療では、地域の核となる内科クリニックとして地域医療に貢献し、 自由診療では、アンチエイジング医療を求めて北部九州一円から患者様が集まっています。 研究成果は学会や論文で発表しています。 医師は院長1名のクリニックですが、 看護師,臨床検査技師,事務の優秀なスタッフたちが支えてくれています。 みんな,笑顔が自慢の勉強家です。 当院には、日本抗加齢医学会指導士2名、NR・サプリメントアドバイザー1名、ケトジェニックアドバイザー2名、オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(認定ONP)1名のアンチエイジング関連資格者がいます(複数資格者あり)。 現在2名が抗加齢医学会指導士を目指して猛勉強(?)しています。 チームワークのとれた温かなクリニックです。 明るく向上心のある看護師を募集しています。
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