日本Men’s Health 医学会理事長,熊本悦明先生発案による,“男のアンチエイジング-男の内なる健康と見た目の健康を共に考える研究会-”に参加してきました.

 

熊本先生との出会いは,熊本先生が主催された日本性感染症学会の第1回講演会にさかのぼります.僕は,この学会でC型肝炎が性感染症であることを日本で初めて発表し,論文はAmerican Journal of Epidemiologyに掲載されました.その頃の熊本先生は,畏れ多くてとても近寄ることのできない存在でした.

 

その後年月が経ち,アンチエイジングの世界に足を踏み入れましたところ,再び熊本先生のご活躍の姿を目にするようになりました.そして,昨年のMen’s Health 医学会の懇親会で,初めてお話しする機会を得ることができ,その時のご縁で今回ご招待して頂きました.

 

熊本先生は, 85歳になっても見た目の通りお若く,今もエネルギッシュにご活躍されています.エネルギッシュなだけでなく,とてもダンディーです.

 

今回の内容は,男性ホルモンの重要性,ヒートショックプロテインに関する話に加え,アンチエイジングのためには,老人になっても見た目,すなわち,姿勢身なり歩き方顔の美容が重要だというお話でした.

 

① テストステロンを高めて積極的に生きよう!
① 男性もおしゃれをしよう!積極的に明るい色の服を着よう!
② あごを胸より前に出さず,胸を張って歩こう!

 

内科医はもっとテストステロンの勉強をするようにといつもハッパをかけられています.熊本先生の教えを守り,福岡で開催される日本抗加齢医学会総会のシンポジウム”知って得するテストステロンアップデート”でテストステロン補充療法による唾液ホルモン検査の有用性”について発表する予定です.

 

今回の教えにより,スタッフからプレゼントされた還暦祝いの真っ赤なネクタイを着用する勇気がでました.
でも,学会発表でつけるにはテストステロンが足りない (-_-;)....ではなく,
赤いネクタイを着けてテストステロンを高めようという姿勢が大切ですね(*^_^*)

懇親会には三浦雄一郎先生も参加され,90歳でのエベレスト挑戦の意欲を披露されました.三浦先生に関するエピソードは、福岡アンチエイジングNAVIのブログ”80代からの挑戦-人生のエベレスト-”でご紹介しています。